龍ケ崎市若柴町の金龍寺所蔵国指定重要文化財「絹本著色十六羅漢像(けんぽんちゃくしょくじゅうろくらかんぞう)」の複製公開展が9月4日(日)まで、龍ケ崎市歴史民俗資料館で開催されている。午前9時〜午後5時。
この羅漢像は全16幅から成る掛軸で1917(大正6)年に国指定重要文化財の指定を受け、現在は茨城県立歴史館に寄託されている。保存の観点から常設展示は行われず実物を見ることが難しい中、市では2017(平成29)年度から複製の作製を開始し令和2年度にすべてが完成した。
「最新のデジタル技術と熟練の職人の手作業により忠実に実物を再現しています。荘厳な雰囲気を醸し出す羅漢像が並ぶ姿は一見の価値がある」と担当者。
全16幅の複製ほか、複製作業時の工程紹介や金龍寺に関するパネルも展示。
入場無料。月曜休館。8月21日(日)、28日(日)の両日、職員によるギャラリートークを実施(午前11時〜30分程度/先着各10人)。
■ 問い合わせ
0297(64)6227(同館)/龍ケ崎市文化・生涯学習課
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