平成30年7月豪雨の復興支援を機にロボット事業を展開する日本交通教育サービス(本社/岡山県、青山知之社長)では、自動運転ロボットの遠隔監視オペレーターを育成するスクールをこのほどスタートし、運営する土浦自動車学校で開校セレモニーとデモンストレーションが行われた。
開校する「ロボットオペレータースクール」は、ロボットベンチャーの「ZMP」(東京)が開発した自動運転一人乗りロボ「ラクロ」と無人宅配ロボ「デリロ」を使用し、同校の専用教習コースでモニターを見ながら遠隔監視の操作方法の習得ができる。
当日のデモンストレーションでは、自動運転ロボが校内のコースを走行し、設置された4台のカメラが走行経路上の人や障害物を検出して危険を察知するなど、安全な走行を披露した。
「昨年、岡山県倉敷市の自動車学校で買い物支援の実証実験を行い、土浦は2校目。今後、遠隔操作による土浦市内の公道での実証実験を目指す」と青山社長。
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