血管の老化予防など循環機能の研究に取り組む筑波大学スポーツ医学前田・小﨑研究室では、中高齢肥満者対象の「植物性タンパク質に着目した肥満改善食事教室」を6月中旬ごろから実施する。参加費・検査費無料。
同研究室では、心血管疾患を引き起こす肥満改善のための食事改善(特に植物性食品の摂取)が循環機能に及ぼす影響を研究している。今回の教室では「通常群(摂取エネルギーを抑えたバランスの良い食事)」と「植物性群(通常群の食事内容に加え、植物性タンパク質を多く摂取する)」に分けて効果を調査する。植物性群には教室期間中に、通常群には終了後に植物肉(大豆ミート)を提供。なお、通常群と植物性群は選べない。
食事教室は7月~9月の3カ月間、週1回(土曜または日曜の午後、1時間程度)オンラインで実施し、食事指導や参加者同士のディスカッションを予定。教室の前後に3回程度筑波大学(総合研究棟D)に来学し、体組成や循環機能検査、採血、蓄尿検査を実施する。参加条件は以下の通り。
▽50歳以上75歳未満でBMI(体重kg÷身長m÷身長m)25~40の男女▽女性は閉経後1年以上経過▽大豆アレルギーがない▽動物性食品を摂取できる▽メールなど基本的なPC操作が可能でオンライン教室に参加できる▽研究内容に同意できる人。定員50人。
希望者は氏名、年齢、身長、体重を明記してメールで送るか電話で申し込む(応募者多数の場合抽選)。メール(下記)
■ 申し込み・問い合わせ
029(853)5990/同研究室・吉岡さん
■ Mail
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