Joyoliving News : 2021年11月22日掲載

漫画を通して茨城の魅力を発信

『茨城ってどこにあるんですか?』が好評 牛久市在住の漫画家 真枝アキさん

「漫画を描くことで私自身も茨城の魅力を発見する日々です」。2018年から月刊誌『まんがタイム』(芳文社)で連載中の『茨城ってどこにあるんですか?』の作者・真枝アキさんは牛久市在住の漫画家です。

真枝アキさん

『茨城ってどこにあるんですか?』が好評
牛久市在住の漫画家 真枝アキさん

魅力度が低迷する茨城県の良さを伝えたいと執筆する同作の舞台は、牛久市にある架空の「タウン関東茨城支社編集部」。
登場人物が取材で県内各地へ赴く姿を通して地域の見どころなどを紹介しており、SNSには「自分の住む町を取り上げてくれた!」「漫画に出てくる○○○店と言えば茨城だよね」といったコメントが寄せられるなどじわじわと注目度が上がっている。

10月6日には2020年の都道府県魅力度ランキング42位の結果を受け「ビリ県脱出!調子にのってます!」の帯とともに2巻が刊行されたものの、3日後に今年の順位が発表になり返り咲きの最下位に。

「もっと上位へいくと期待していたのですが定位置に戻りましたね。でもそこも茨城なんでしょう」と話す真枝さんは都内でデザイナーとして働いていた時期に趣味で描いた漫画やイラストが出版社の目に留まり、2011年にアイドルグループを題材にした『シークレット5』(竹書房)でデビューした。


『茨城ってどこにあるんですか?』(芳文社刊)1・2巻販売中。茨城の魅力とともに登場人物のキャラクターにも注目を

『茨城ってどこにあるんですか?』(芳文社刊)1・2巻販売中。
茨城の魅力とともに登場人物のキャラクターにも注目を

その後に発表した『茨城県の南らへん』は、牛久で育った真枝さんならではの視点をからめた県南の話題を主人公が友人とひたすらしゃべり倒すという4コマ漫画で雑誌の連載を見据えて書き下ろした。

「住み慣れた県南のことしか知りませんでしたし、何よりも県南が好きだから漫画にしました。好きなところですか?そうですね、私の周りでは当時柏市に憧れていたり古風なヤンキーがいつまでもいるところなど、他県の人から見ればあまりパッとしないようなところに逆に愛着を持っていました」。

1話の反響によっては次につながる予定だったが、雑誌そのものが休刊になり2話の執筆は宙に浮いた状態に。
だが一部の読者からの反応は上々で「こういう“茨城あるある的”な漫画が読みたかった」などの声が上がった。

「自分もですが、何もないと言いながらも愛着を持っている人が多いことを確信しました」と反応に手応えを感じた。

加えて東京で出会った人は茨城県と縁がある人が多く、いいところがたくさんあるのに魅力度が低いのはなぜだろうという話題がたびたび上がる中で「伝えるのが下手」というネットの書き込みを見つけ、だったら自分が伝えてみようと決意。

出版社に推薦してくれた書店のバイヤーも今の担当者も偶然茨城県出身者で、地元愛が強い人たちの後押しもあり『茨城ってどこにあるんですか?』の連載が決まった。

サインをする真枝アキさん

サインをする真枝アキさん

作中では実際に現地で体験して感じたことを絵に落とし込む。
「竜神大橋のバンジージャンプだけはさすがに無理で、実際に挑戦した人にその場で声を掛けて話を聞きました」。

筑波山ロープウェイスターダストクルージング(夜間運行)の取材では「家族やカップルが多く一人身のさみしさと寒さとの戦いでした」と苦労話をこぼしつつも
「でも実際に行かないと気付かない、その場所ならではの良さが必ずあるんです。地元ならではの話しを聞くのも楽しみの一つ」と取材の醍醐味を口にする。

作品が観光案内本にならないように気を付けているのは「登場人物のキャラクターに魅力がないと長く続きませんから」。

茨城県を掘り下げつつも、人間模様を描く漫画の本質を忘れない。

「車の免許がないので取材は常磐線が運行する県北と県南が中心でしたが、いずれ免許を取って県西や鹿行へも行きたいですね。それと大きな声では言えませんが、実写化を夢見ています」。

10数年余り暮らした東京を離れ2020年、牛久へ拠点を移した今の楽しみはベランダで始めた家庭菜園。

「東京に比べると買い物の選択肢が少なかったりもしますが、広々してのんびり時間が流れるところが気に入っています。これからもっと茨城を探求していきたい。魅力度ランキングベスト10は難しくても30位以内は狙えると思うんです」。

茨城県民に戻った真枝さんが紡ぎ出す、地元目線ならではの茨城県の新たな発見と展開に期待がかかる。

読者プレゼント

真枝アキさんサイン入りの『茨城ってどこにあるんですか?』の
1・2巻セットを1人に。

ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒300-0832 土浦市桜ケ丘町7-10
常陽リビング社「茨城ってどこにあるんですか?」宛。
11月29日(月)締め切り

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