Joyoliving News : 2021年08月23日掲載

創部初の栄冠でインターハイへ出場

下妻第一高校女子バスケットボール部 バスケが好き。楽しむことが強さに

2021年6月に行われた茨城県高校総体で優勝し、1986年の創部以来初のインターハイへ駒を進めた。

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笑顔いっぱいの部員たち。学年の垣根を越えた仲の良さがうかがえる

7月下旬の猛暑日。目前に迫った大舞台を前に練習に打ち込む部員らは、積極的に声を出し、汗をかいてボールに食らいついていた。

厳しさの中にもはつらつとした表情が見えるのは、モットーである「楽しくやる」を体現しているから。

「自分が1年生の時から学年の壁がなく和気あいあいとしていました」と話す主将の卷野有希さん(3年)は、インターハイ出場が決まった瞬間は実感が湧かず、日を追うごとに全国で戦うという自覚を持ち始めたという。

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意欲的に練習に取り組む部員たち(1)

2021年4月に加入した1年の中には2年前の全国中学校大会で3位になった下妻中のメンバーもおり、木村幸司監督は「上級生のおかげで1年が十分に力を発揮できた。3年が積み上げてきた力が大きい」と勝因を語る。

基礎的な指導はするものの、主体はあくまでも部員。課題があれば解決に向け自分たちで積極的に話し合うなど、自主性に任せているという。

「強豪校から誘われた子もいますが、下妻一高でバスケがしたいと希望して入ってきた子がほとんどです」

その一人、齊藤麻奈さん(同)は、同部でキャプテンを務めていた4つ上の姉の試合を観戦して「楽しそうにプレーしている」と入部を決めた。

当初は実力が伴わずに悔し涙を流す毎日だったが、先輩の励ましを受け着実に力を付け、今は自分が下級生を支える立場になった。

「笑顔で声を出す伝統を受け継ぐことができた。少しは先輩に近づけたかな」と笑顔を見せる。

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意欲的に練習に取り組む部員たち(2)

高校最初の夏に大舞台を経験する1年は、最後の試合となる3年を笑顔で送り出したいと口をそろえる。

フロントコートへのボール運びを得意とする滝本絵里菜さん(1年)は、「中学の時から先輩と一緒に練習していろいろなことを教えてもらった。入部してもサポートしてもらっています。先生の指導を待つのではなく自分たちで練習内容を決めて実践するのが先輩たちのすごいところ」と上級生の存在の大きさを感じている。

双子で入部しそろって得点を重ねる清水瑠奈さん(同)と瑠莉さん(同)は、「苦手なところを先輩がカバーしてくれるので思いきりプレーできます。強豪校が集まる全国大会は緊張しますが、いつも通り楽しみたいです」と意気込んだ。

インターハイ女子バスケットボールが8月10日〜15日、新潟県で行われ、下妻一高は県立熊本商業を相手に初出場ながら健闘した。

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