Joyoliving News : 2021年07月09日掲載

“一生懸命”の相撲で頂点を目指す

東洋大学附属牛久高校相撲部、5大会連続インターハイへ

6月最終日の午後5時半。張りつめた緊張感の中、バチンと体がぶつかり合う音と荒い息遣いが稽古場に響く。土俵上ではぶつかり稽古が行われ、その周りでは腕立て伏せや四股を踏むなど各々が自分の課題に取り組んでいた。

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インターハイ出場メンバー(左上から時計回りに)
小林、武甕、篠崎、古畑、泉、花房、丹羽の各選手

「辛抱!辛抱!強(つよ)なる!強なる!」。

山本紳童監督(33)の激が飛ぶ。

インターハイまで約1カ月、指導にも熱が入る。

休校が続き厳しい稽古ができなかったこの1年、不安定な状況で部員らの中に練習に対して少し甘えが生じた。

「勝てる力はある。気持ちを上げて臨んでほしい。そのスイッチを押すのが指導者の役目」と山本監督。

ここぞという場面で踏ん張れる精神面の強化を課題にあげた。

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インターハイは5大会連続で、今年は団体と個人(重量級2人・無差別級2人)で出場する。

主将の花房海さん(3年)は1年の時に茨城国体の大舞台を経験し、全国で上位が狙える選手だと山本監督が太鼓判を押す。

練習中に負傷した網膜剥離の手術を1月に受けたがその後稽古を続け、6月の関東大会では創部以来初となる無差別級で個人優勝するなど、常にチームをけん引してきた。

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1カ月という限られた時間の中で各自が自分の課題克服に向け全力で稽古に励む

「立ち合いの角度が良くなったと思う。個人も団体も優勝を狙う」と意気込む。

名立たるスポーツ選手と同じように寮のトイレ掃除を日課とし、卒業後は角界に挑戦する。

花房さんと同じく監督からの期待が高い篠崎颯太さん(2年)は、「体格を生かして押しと寄りで攻めたい」と前を向く。

7月27日(火)には東京オリンピックのアトラクションとして日本武道館で行われる「武道演武」へ出場し、全国から選ばれた高校生と相撲の基本動作を披露する。

「一生に一度の貴重な体験。五輪の土俵に立てることはありがたい」

3年にとっては、最後の夏の戦いになる。

泉厚志さん(3年)は「どんな相手も吹っ飛ばす強い気持ちで戦う。全員で力を合わせて勝ちに行く」と活躍を誓い、丹羽樹さん(同)は「チームの団結力を高めて優勝する」と、2008年度以来13年ぶりの全国制覇を見据える。

初めてのインターハイを前に小林一徹さん(2年)は「全国の強豪相手に自分の力がどこまで通用するか試したい」と果敢に挑み、古畑遼樹(はるき)さん(同)は「緊張するけどベストを尽くす」。

武甕仁(たけみか・じん)さん(1年)は「1年だけど全国優勝に貢献できるように頑張る」と決意を新たに口にした。

「一生懸命攻めれば相手は怖がる。一生懸命の相撲や!」と山本監督は部員らに喝を入れた。

インターハイの相撲競技は8月6日(金)から3日間、新潟県で行われる。


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