Joyoliving News : 2020年10月26日掲載

始まりは「紙芝居」

絵本大好き、道允くん

牛久市立中央図書館が2017年(平成29)から発行する「読書手帳」初の100冊達成者として、6歳の小礒道允くん(市内在住)がこのほど同市教育委員会から表彰を受けた。読書の秋を迎え「本が大好き」という共通項でつながる小礒家に、本との暮らしについて話を聞いた。

2年半で1万冊!


記念すべき最初の1冊目のシールは『せんろはつづくよまだつづく』。「赤ちゃんの頃にお母さんに読んでもらったみたいだけど、覚えてない」と笑顔を見せた=9月29日、牛久市立中央図書館

「本が大好き」と話す道允くんが牛久市立中央図書館を初めて訪れたのは、まだ赤ちゃんの頃。「私も本好き。子どもには絵本をたくさん読んであげたかった」と話す母の慶子さん。

道允くんお気に入りの同館1階・おはなしのへや(現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉鎖中)で、特によくせがまれたのが紙芝居。「絵を見ながらお話を聞くので想像力がふくらむのでしょうね。いつも目をきらきらさせながら聞いていました」。週に1度のペースで同館を訪れ紙芝居や絵本を楽しむなど、道允くんにとって読書は生活の一部になっていった。

2017年6月から同館で始まった読書手帳の取り組みに、小礒家も早速参加。「50冊の書籍名と感想を書く」「書籍名のみを100冊記録する」の2パターンで使えるようになっているが、道允くんは後者を選択。手帳に貼る書籍名シールは専用の機械を使い自分で印字できるため「1冊読むごとに楽しそうにシールを作り貼っています」と慶子さん。

今年初頭、手帳の数は100(書籍1万冊分)を突破。システム導入以降、大人・子どもを通じ初の大台達成者となった道允くんは、4月に表彰を受ける予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。5カ月遅れでこのほど行われた式典で冊数が120(書籍1万2000冊分)にまで達していたことが分かると、表彰した牛久市の染谷郁夫教育長も感嘆の声を挙げた。

6歳になり最近は自分で絵本を読んでいるという道允くんは「賞状がもらえてうれしい」とにっこり。約2年半での大台到達に際し、同館館長の大和田伸一さんは「驚異的なスピードにびっくりしていますが、うれしい限り。当館には児童書が約7万3000冊あるので、これからもたくさん読んでもらいたい」と期待を寄せた。

小学校の図書室「楽しみ」


表彰式で染谷郁夫教育長(写真左)は「道允くんはまさに牛久の宝。これからもすくすくと元気に育ってほしい」とエールを送った(右は父・雅規さん)

同市に生まれ育った父・雅規さんも本好き。「(同館は)私が小さかったころにできたように記憶しています。良質な本がたくさんあるので今でもよく利用します」と話し、道允くんには「これからも読書を楽しみながら、真っすぐに成長してもらいたい」と目を細める。

気持ちが乗ってくると1時間で10冊、1日に20〜30冊も読んでしまうという道允くんの将来の夢は、電車の運転手か地震の研究者。「電車は大好きだから。地震は怖いから、来る前に分かればいいなと思って」。来年4月から通う予定の私立小学校の図書室はすでにチェック済みで、「(入学)試験のときにチラッと見た。楽しそうだなと思った」。


道允くんの読書手帳。右下には、いっぱいになったらもらえるシールが貼られている

慶子さんは読書手帳事業が始まる前から同館所蔵作品や病院の待合室に置いてある本、購入したもの、プレゼントされたものなど道允くんが出合った本のタイトルを自身の特製ノートにすべて記録。

この秋2万2000冊を突破したという「読書完全記録」を前に、道允くんと本の関わりについて「紙芝居のおかげで想像力が大いに養われた気がします」と振り返るとともに、「これまでの読書習慣が生きれば、小学校から始まる図鑑や辞書などを使用しての調べ学習も苦にならないのでは。本を広げる、読むということを楽しんでいってほしい」と話している。

道允くんのお気に入り3選
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