Joyoliving News : 2019年12月27日掲載

令和のいだてん、いざ箱根路へ

「笑顔のタスキリレー」肝に銘じ

令和のいだてん、いざ箱根路へ。26年ぶりの箱根駅伝出場を決めた筑波大学陸上競技部男子駅伝チーム。最終調整を終えた選手らは「笑顔で受け取り、笑顔で渡す」タスキリレーを誓った。<

「チーム茨城」のタスキ


応援タスキを掛ける選手らと弘山勉監督(左端)=12月13日、つくば市役所

今月半ば、つくば市役所を表敬訪問した選手に市民ら約400人のメッセージが書き込まれた応援タスキが贈られた。

「朝練の時、頑張ってと声を掛けられるようになった」と弘山勉監督。強化費ねん出のために行った第5弾のクラウドファンディングも開始3日で200万円、10日で650万を突破し、最終的に763人から1525万円が集まった。

記者会見も経験の場


(左上から時計回りに)西研人選手、大土手崇主将、金丸逸樹選手、川瀬宙夢選手、猿橋拓己選手、相馬崇史選手

12月11日。同大で開かれた共同取材にはマスコミ35社が詰め掛けた。

予選会チームトップの成績を残した金丸逸樹(4年)は、本番に弱かったチームが体育心理学の講義を受けメンタルの振れ幅を客観的に見ることで改善した経緯を話し、「国立総合大学」の強みをPR。以前の箱根駅伝で大会補助員を務めていた過去も披露し「雲の上の存在だった箱根では花の2区を走りたい。他校とも対等に渡り合えるはず」と自信をのぞかせた。

前回関東学生連合チームで箱根を経験した相馬崇史(3年)は5区が濃厚。経験を糧に「登りでタイムを稼ぎたい。宮ノ下の坂まで余力を残し、小涌園を過ぎて緩やかな下りの後の上りまで気を抜かないことが大事」と話し、夏合宿のインターバル走の成果に胸を張った。「どんなに失敗しても前回より2分は速く走れる自信がある。1時間12分前半、あわよくば11分台を狙えれば」。

理工学群で都市計画を学ぶ猿橋拓己(3年)は、時に深夜まで及ぶ実習で仲間に助けてもらったエピソードを披露。「青学大の神林勇太選手は中高で一度も勝てなかった。夢の舞台でリベンジできれば」。

病院実習の合間を縫ってトレーニングを積んできた医学群の川瀬宙夢(5年)は「ここ数年で能動的にチームを動かそうという人間が増えた」と実感。「全国の医学生ランナーに刺激を与えられるような走り」を誓った。

「人生初の駅伝が箱根駅伝」という西研人(3年)は満面の笑顔で「第一希望は1区」。集団走の競り合いに自信を見せた。

狙うはシード権


調整を行う駅伝チーム=12月11日、筑波大学陸上競技場

弘山監督によると、選手らは疲労を抜きつつ体力を落とさないメニューで最終調整を行っているという。

私大に比べ、決して恵まれた練習環境とは言えなかった令和のいだてん軍団だが、「そこを悲観しても何も変わらない。(逆境から)学んだことを大会で伝えたい」と大土手嵩主将(3年)。「26年間出られなかった先輩方の思いがある。一人ひとりが全力で走り切りたい。タスキを渡すとき、受け取るとき、笑顔を忘れないようにしたい」と語った。

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