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2019年12月2日(月)

「スラックライン」広めたい

土浦から発信する 梅原博さん

2017年に出合ったスポーツ「スラックライン」に魅せられた梅原博さん(土浦市在住、38歳)が、その面白さを地域に広めたいと奮闘している。競技を続けながらインストラクターの資格も取得。体験会や教室、イベントなどを実施し、多くの人に魅力を伝えている。


ライン上を歩く基本練習で子どもの手を取る梅原さん

梅原さんがスラックラインに出合ったのは2017年10月。つくばで行われたさまざまなスポーツの体験会を訪れたことがきっかけだった。

大工として20年働いている梅原さん。高所や不安定な場所で作業することも多く、バランス感覚には自信があった。ラインの前に立ち直感で「面白そう」と思い体験することにした。妻良子さん(37)、長女(小6)、長男(小2)と4人で5センチ幅のラインに挑戦。自身も含め全員落下を繰り返した。「簡単に乗れそうなのに、全然乗れない」。職人かたぎの負けじ魂に火が付き、意地になって落ちては乗ろうと練習を続けた。

その姿に、当日のイベントに参加していた女子世界ランキング1位の須藤美青(みお)さん(栃木県、20歳)、日本スラックライン連盟栃木支部の母・直美さん親子が激励の言葉を掛けた。「最初はできないのが当たり前。それが立てるようになって歩けるようにもなる。達成感の積み重ねを楽しんで」。2人から手ほどきを受けるとこつをつかみ、30分ほどで乗れるようになった。夢中で練習するうちにすっかりはまり、その後の生活は一変。「完全にスラックライン優先になりました」

長女と一緒に競技大会にも出場し、スラックライン器具メーカーが認定するインストラクター資格も取得。各地で開かれる大会の運営などにも携わっている。

現在は家族からも「さすがプロ」と称賛された手づくりの室内用木製器具と、両親が畑として使用していた土地に設置した屋外用練習器具などを使い日々練習に没頭。「インストラクターとしてもプレイヤーとしても、技術の上達は欠かせません」。

また、運動能力の向上にもつながるといわれるスラックラインを始めたことで、悩んでいた腰痛と肩こりの症状が和らいだのを実感。「受講者には実体験による体幹トレーニングの効果も伝えていきたい」

楽しさ「伝授」に尽力


長さ約18メートル、高さ約1.5メートルのライン上で「ダブルドロップニー」を披露する須藤美青さん

地域にスラックラインの魅力を伝える活動は今年4月から本格化。月3回、金曜午後6時半から土浦市立東小学校体育館で体験教室を開講している。

前回の実施日にはつくば市在住の外国人親子や土浦市内の小学生などが参加。和気あいあいの雰囲気の中楽しく体を動かした。常連の一人という競技歴9年の舛岡広一さん(つくば市、45歳)は「(スラックラインは)本当に飽きない。仲間も増えるし最高です」と笑顔を見せた。

この日は須藤さん親子も参加。2人から教えてもらっている初心者の姿に、以前の自分が重なったという梅原さん。「須藤さんたちや家族など応援してくれる人のおかげで今がある。感謝しています」

今後の夢は、多くの人がスポーツを楽しめる空間づくり。「常時スラックラインやトランポリン、ボルダリングなどを体験できる施設があればいいなって」。大きな理想は胸に秘め、今は草の根運動にまい進。教室やイベントで魅力を発信するなど、地域での輪を広げる活動の先に「夢の実現があれば幸せですね」。


【スラックライン】
木と木など2点間に張った幅5センチの専用ベルト「ライン」(歩行用の平たい編みテープ)に乗り、バランスを取りながら大きく跳躍・回転するなどし、技の難易度や美しさを競うスポーツ。2007年にドイツで競技として確立し、日本には09年頃から広まった。今年9月には長野県小布施町でW杯が実施。バランス感覚や集中力などを鍛えることができると他スポーツのオフトレーニングとしても幅広く使用される。

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