2019年7月9日(火)

ハンディある人向け「欲しい情報」盛り込む

牛久の女性ら、無料誌発刊

創刊準備号を手にする中島さん
創刊準備号を手にする中島さん

障害や病気などハンディのある人と寄り添う人の生活が楽しくなる情報を届けようと、牛久市在住の中島沙都美さん(36)らがフリーペーパー「Soin&Soire(ソワンアンドソワレ)」をこのほど制作。牛久や龍ケ崎市での配布が始まった。

編集スタッフの中島さんは小学生の長女(8)が寝たきりの状態。ネットで障害や将来の発達などについて検索しても「本当に欲しい情報は見つからなかった」経験がある。

2年ほど前から医療的ケアが必要な子どもを育てる親のグループに参加。外出したくても不安で最初の一歩がなかなか出ない、子どもの車いすが入れるか分からず心配といった声を聞き「当事者だからこそ探している役立つ情報を届けたい思いが強まりました」。

娘の体調が安定してきた昨年から少しずつ準備を開始。情報誌や看板制作会社に勤めた経験を生かし紙面のデザインや取材、撮影に挑戦した。

5月に完成した創刊準備号では、身近な飲食店や障害のある人が開設したカフェを店主の思いや雰囲気と共に紹介。駐車場のゆとりの有無や店主の心配りなどを評価する「心のバリアフリー」情報も添えた。

6月下旬発行の創刊号では「介護する側の休暇の過ごし方」など読み物も充実。媒体名は造語で、Soin(仏語で介護などの意)から命名。「寄り『添わん』とする人と『添われる』人、両方が楽しくなれるものにしていければ」と中島さん。協力店・企業など10カ所ほどで配布中。

記事配信 [2019-07-09 10:30:57]

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