印刷表示
Joyoliving News : 2019年06月12日掲載

吃音で悩む小中高生と保護者対象

筑波大で6月16日に交流会

「『ゆう』は吃音の人が発音しやすい言葉の一つ」とメンバーの遠藤優さんと澤井さん(右から)=5月23日、筑波大学
「『ゆう』は吃音の人が発音しやすい言葉の一つ」とメンバーの遠藤優さんと澤井さん(右から)=5月23日、筑波大学

つくば市内で毎月1回、吃音(きつおん)症の子ども対象の交流会を行ってきた「ゆうゆうゆう会」がこのほど筑波大学内に拠点を移し、学生らが主体となって運営を続けている。同会では「悩みを共有し仲間を見つけてほしい」と参加を呼び掛けている。

同会は2014年、吃音者らが集う「茨城言友会」の支援を受け設立。言語聴覚士の千本恵子さんが春日交流センターを拠点に交流の場を設けていたが、今年3月惜しまれつつ終了。後を引き継いだ同大修士1年の澤井雪乃さん(23)が指導教官に勧められ再開が決まった。

澤井さんも幼い頃から吃音で苦しんできた一人。授業中の発表や友達との会話で言葉に詰まることで症状を自覚。吃音の明確な原因はいまだ特定されておらず、言葉を繰り返す「連発」、引き延ばす「伸発」、詰まって出て来ない「難発」のほか、個別に「言いにくいワード」があり「症状の波が自ら制御できない」と澤井さん。発表の際はたとえ台本があっても詰まることが多く、「引っ込み思案」「緊張しい」「事前の準備不足」などと短絡的な解釈をされることもあるという。

5月に初めて大学内で開かれた交流会には小学生4人と高校生2人、おのおのの保護者が参加。言語聴覚士やことばの教室(言語障害のある子ども向けの通級指導教室と特別支援学級の通称)教諭のほか、大人の吃音者も交えて学校でのいじめや周囲の理解不足、わが子の成長をどう見守るかなどを話し合い、ボードゲームなどで楽しんだ。

現在大学で社会言語学を学び、発病の原因や対処方法、リズムや間の取り方などを研究する澤井さん。「吃音は100人に一人の割合で存在します。大学内で悩んでいる学生も巻き込んで活動の輪を広げていきたい」と話している。

「ゆうゆうゆう会」は毎月第3日曜の午前10時〜正午に同大人間学系棟B114およびA111で開催。参加費200円(軽食・飲み物代)。次回は6月16日(日)に開催。

■ Mail

記事配信 [ 2019-06-12 09:30:46 ]
ソーシャルサービスで共有:
「常陽リビングニュース」アクセスランキング [ 2020-02-29更新 ]
  1. 幼いころからダンスに魅了され、大学卒業後向かったアメリカで奥深い表現を学んだ山口悠起子さん。高校の体育講師を経て、現在務めるのは茨城アストロプラネッツのダンスチーム・べガス率いるディレクター。「地域貢献に力を入れる球団を支えたい」という思いを胸に、精力的に活動を続けている。
  2. 日本人の手で初めて本格的な発掘調査が行われた国指定史跡「陸平貝塚」発掘の調査成果と今後の展望について語る講演会が、3月1日(日)美浦村文化財センターで開かれる。
  3. かつて土浦周辺の農家が農閑期に行っていた「はたおり」を再現した作品展が、2月22日(土)〜3月1日(日)まで土浦市立博物館で開かれている。
  4. 全国の作家や雑貨店などが出店する手作り品の販売会「手作り・雑貨&クラフトフェア」が、3月8日(日)につくばカピオで開かれる。
  5. 栗どら・梅どらで知られる「志ち乃」では、桜餅などの春季限定商品を今年も各店で販売している。
  6. 店内にカフェスペースを新たに設けた洋菓子店「パティスリー・マリア」では、2月29日(土)〜3月6日(金)までリニューアルオープンフェアを開催する。
  7. 飯村畜産直営店iimurayaでは、筑波山麓で育つA5ランクの最高級黒毛和牛「飯村牛」の人気総菜を詰め込んだ特選牛づくし弁当が好評。
  8. ミルリトンでは、旬の素材を使った人気の「プレートランチ」をはじめ、土・日も注文できる各種ランチメニューが好評。
  9. 「茨城一本桜番付〜西前頭筆頭下大津の桜」と題した講演会が、3月1日(日)かすみがうら市あじさい館で開かれる。
  10. 健康について楽しく学ぶイベントが、2月22日(土)取手ウェルネスプラザで開かれる。
Ads by Google

グルメムック「この店とまれ」

注目の記事

イベントカレンダー

イベントを検索する
筑波国際アカデミー

最新の特集

つくばスタイルBlog
つくばエクスプレス沿線地域の魅力あるライフスタイルや地域情報をお届けします。
PAGE TOP