2019年1月25日(金)

常総・豊田城にコーナー新設

鬼怒川と小貝川の利水・治水・水害

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「水防災意識の向上につながれば」とVRを体験した常総市の神達岳志市長=1月12日
「水防災意識の向上につながれば」とVRを体験した常総市の神達岳志市長=1月12日

常総市地域交流センター(豊田城)に、このほど鬼怒川と小貝川の治水や利水の歴史を学べるコーナーが新設。防災意識を高めてもらおうと、3年前の関東・東北豪雨災害で堤防が決壊する様子を疑似体験できるVR(バーチャルリアリティー・仮想現実)もお目見えした。

新コーナーが設けられたのは、郷土資料館も併設する豊田城4階の一角。展示では両河川の河道改修や水害の歴史を年表で紹介。平将門が合戦を繰り広げた史跡「子飼の渡し」に始まり、鬼怒川と小貝川の分流工事や常陸国の堤防工事を担当した伊奈忠治の業績を解説している。

昭和13年の洪水や豊水橋が架かる水海道河岸などの貴重な写真(絵葉書)もパネル展示され、江戸以降の新田開発など水運や利水、治水など水と関わってきた先人の足跡を伝える。

VRは国土交通省下館河川事務所が職員の研修用として制作し、有効活用してもらおうと市に提供。同市三坂町の堤防が決壊し大量の水が街中に流れ込む様子や堤防復旧までの過程が360度の視点で疑似体験できる3分24秒の動画。

さっそく体験した同市の神達岳志市長は「視察に訪れる全国の自治体の方々に、より切迫感を持って水害の恐さを伝えられるのでは」と話した。利用は14歳以上で無料。

■問い合わせ
[TEL] 0297(42)0169/同センター(常総市新石下2010)

* 問い合わせの際は「常陽リビングのホームページを見た」とお伝えいただくとスムーズです。

記事配信 [2019-01-25 09:30:53]

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