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2018年10月1日(月)

清掃ボランティアが定着

「特別な日」を下支え

大勢の来場者が集う催しや祭りには後片付けがつきもの。事務局側の呼び掛けや個人・会社の善意のつながりなど参加のきっかけはそれぞれながら、街中が華やぎ、活気づく特別な日を「拾う」行動で側面から支える清掃ボランティアの存在が定着している。

手を動かし、再発見


ごみ箱の袋を入れ替えるボランティア=9月16日、石岡市内

3日間で過去最多の約48万8000人が繰り出した関東三大祭りの「石岡のおまつり」。人でごった返す中心市街地に軽快なおはやしが響く中、同市観光協会の呼び掛けで集った高校生以上の「クリーンアップボランティア」がビニール袋とトングを手に街中を歩き回っていた。

「きれいな祭り」で魅力アップを図ろうと導入された試みで、初年の2015年は20人程度だった一般参加は4年目の今年、162人にまで増加。期間中は市職員らの先導で数人ずつグループに分かれ昼夜巡回。祭り2日目、駅前通りを幌獅子の大行列が過ぎ去り大勢の見物人が四方八方に散会すると、高校生中心のグループがさっとごみ拾いへ向かった。約30分間で3往復し、食べ残しや屋台の容器、紙くず、吸い殻、飲みかけのビール缶などを拾い集めた。

「きちんと分別して捨ててほしい」と話すのは石岡二高1年の女子生徒(16)。学校を通して初参加したが「これからは普段から気づいたときにもごみ拾いしたい」。その後もボランティアが植え込みや物陰に目を光らせ、石岡駅周辺を巡回した。

「自分の街の祭りに、何らかの形で関わりたかった」と話すのは58歳の男性。祭り自体には参加しないが、「楽しむ人の邪魔にならないように」と黙々と手を動かした。

同僚らと恒例で参加したのは市内の会社員笠倉康明さん(44)。会社周りの清掃やマラソン給水のボランティアを経験し、なじみある祭りの清掃にも迷わず手を挙げた。休日に各地の催しに出掛けると、近頃は清掃風景が当たり前のように目に入る。「掃除をする人がいるから催しが整然と行われている。(自分で手を動かすことで)当たり前のことに改めて気付かされましたね」

若者パワー


過去の土浦全国花火競技大会の翌朝、清掃を行う高校生ら(細田健さん提供)

今週10月6日(土)に迫った土浦全国花火競技大会には、毎年70万人以上が訪れる。会場となる桜川の土手や土浦駅周辺では毎年、大会翌朝に大規模な清掃活動が行われている。同市によると、昨年は25団体約3500人が参加した。

高校生中心の「土浦クリーンアップ会」と一緒に15年前から汗を流す不動産会社社長細田健さん(つくば市、39歳)は、「街が動き出す頃にはきれいになっている。早朝から大勢の人が掃除していることを知らない人も多いのでは」と話す。

細田さんがごみ拾いに「目覚めた」のは学生時代。「一人で始められそう」と私服に腕章姿で、水戸駅前を約2年間掃除し続けた。通行人の反応は想像以上。励ましや感謝を受けながらも、当初の気恥ずかしさは少しずつ自信に変わった。活動範囲も駅前から千波湖の花火大会や大洗海岸に広がり、学内外の仲間も増えた。

地元つくばで社会人となってからも、学生時代に知己を得た牛久栄進高の生徒らと協力して土浦の花火翌日に清掃活動。最初は桜川土手の散らかり具合に驚いたが、続けるうちに「お客さんのモラルも少しずつ向上しているように思います」。

生徒や飛び入りの市民ら約40人と祭りの後を歩き、ごみを拾いながらの何気ない会話や年々入れ替わる高校生たちの「やってよかった」の笑顔がうれしい。「今は頑張る若い人を応援したい気持ちが強い。高校生たちの行動が年長の人や同世代に響いてほしいですね」

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