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2018年7月23日(月)

赤ちゃん連れで「ようこそ図書館」

短時間預かりや交流部屋も

「館内ではお静かにー」。一昔前はこうした注意書きが多かった図書館の風景が徐々に変わりつつある。赤ちゃんや子連れでも周囲に気兼ねなくゆっくり本を選べ、短時間の託児サービスや親子で楽しめる講座など、育児に忙しい母親がリラックスできる街の図書館が各地に増えている。

友だちづくりに


「ベビーヨガ」で体をほぐす親子=7月10日、龍ケ崎市立中央図書館

龍ケ崎市立中央図書館では、2017年6月から乳幼児連れが集う「赤ちゃんタイム」を毎月1時間ずつ設けている。0〜4歳向けのお話し会が終わると、参加者の半数程度が防音仕様の部屋で再び絵本を開き、母親同士おしゃべりを楽しむ。「泣いたり、大きな声を出しても大丈夫」と利用を促すだけでなく、館内には一般の利用者に協力を呼び掛け。

「当初は心配でしたが、苦情が聞かれないのはありがたい」と司書の粟井敦子さん(51)。5カ月の息子を連れてきた市内の40代女性は「同じ悩みを持つママ友ができたら」と話す。1歳9カ月の息子と訪れた母親(40)も「顔見知りになった方とは離乳食のことや何時に寝るの?とか他愛ない話をしています」。

「赤ちゃんタイム」新設のきっかけは、おはなし会後に育児について話し合う母親らの姿。「赤ちゃんタイム」1周年を記念し、このほどベビーヨガを特別開催。25組の親子が思う存分体を伸ばしリラックスした。子どもは泣いたり笑ったりと表情はさまざまだが、母親同士が談笑する光景に「お友だちづくりに役立てればうれしい」と粟井さん。

利用をサポート


土浦市民向け託児サービスでは、4〜6人に保育士が対応

「また遊ぼうね」と、昨秋リニューアルされた土浦市立図書館の一室から保育士が親子連れに手を振る。市内の女性(34)は11カ月の息子を預け、本や参考書をじっくり選んだ。「自分のための勉強の時間に充てました。助かりますね」と息子を笑顔で抱きしめた。

昨冬から週1回始まった市民対象の「つちまるーむ」は、図書館利用中の1時間、10カ月〜2歳児の子を預かる託児サービス。利用は今年7月中旬までの30回で延べ200人を超え、館長の入沢弘子さん(55)も手応えを感じている。アンケートでは「時間を有意義に使えた」「離乳食の本をゆっくり選べた」などの声が届く。

各自治体の図書館では、絵本と赤ちゃんの出会いをつくるブックスタート事業やおはなし会、施設整備など他の取り組みと連動しながら子育て支援の役割を充実させてきた。土浦市立図書館では移転新築に合わせ、新たにおはなし部屋やエレベーターなどハード面を一気に整備。土浦駅直結のため階段を使う必要がなく、ベビーカーの親子の姿が格段に増加した。

広々した児童コーナーのある2階は「心地良いざわめき」のあるフロアと位置づけ。静かに勉強するための学習室は別階に設けるなど目的や用途でスペースを大きく色分けしている。当初は子どもの声に苦情もあったが、利用方向が定着してきたのか今ではそうした声も聞かれなくなってきた。週末には家族連れの利用も多く、図書館が「家族の新しいお出掛けスポット」になりつつあるという。

入沢さん自身も育児中だった二十数年前、「ぐずるのが心配」と活字好きながら図書館や書店を遠慮していた。焦って選んだ本を夜中に開くこともあったといい、「電子書籍やネットも登場して時代は変わっていますが、赤ちゃんと一緒に気兼ねなく来てもらいたいし、ゆっくり本を選んでもらえたらいいですね」。

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