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2018年1月15日(月)

「野球といえば女子」当たり前に

夢は感動させる選手 岡田桃香さん

2017年、県内の高校から初めて日本女子プロ野球機構の入団テストに合格したつくば国際大学東風高校3年の岡田桃香さん(土浦市出身、17歳)が、今春から始まる夢のシーズンに向け年明けから汗を流している。まだまだ男子中心の硬式野球。磨きを掛けてきた得意のバッティングを武器に、厳しい世界に挑戦する。


2000年3月29日生まれ。右投げ左打ち、内野手。「プレーだけでなくファンサービスも丁寧」な加藤優選手(埼玉アストライア)が憧れ。

 

2017年11月、京都府内で行われた入団テスト。初日は50メートル走や遠投、シートノック、面接などを行い、合格者だけが2日目の紅白戦に進める。

初日は体が思うように動かなかったが、2日目に進めると知り緊張から解放され、紅白戦ではタイムリーヒットを放つなど得意の打撃で結果を残した。

11月16日に合格の知らせを受け、県内初の女子プロ野球選手に内定した。

 


負けず嫌い

野球との出合いは小学2年。父親の雄一さん(44)がコーチを務め、2つ上の兄が所属する地元少年野球チーム「山ノ荘コスモス」に入団。小学5年時には、毎日放課後に親子でティーバッティングやキャッチボールなど1時間の基礎練習に明け暮れた。

時に涙したこともあったが「辞める」と口にしたことは一度もなかった。「もちろん野球が好きだったし、当時は帰りに父がアイスを買ってくれるのがうれしかった」。

レギュラーに定着すると、6年生からは出塁率の高さを買われ切り込み隊長の1番バッターとして活躍。新治中では野球部で男子と共に汗を流す傍ら強肩を買われて小中学生版のやり投げ「ジャベリックスロー」にも挑戦し、数カ月の練習で県3位の実績を残した。

憧れの舞台

高校男子硬式野球部が全国4000校を超える一方で、女子は全国でも二十数校。県外の高校への進学も考えたが、胸にあったのは甲子園への憧れ。勝利に喜ぶ姿はもちろん敗戦に悔し泣きする姿、強豪校との対戦でも気迫で負けない姿ー。高野連の規則で女子はグラウンドに立てないことは分かっていたが、「夢舞台を目指す場所にいたかった」。

受け入れた東風高校野球部監督の桜庭裕也さん(44)は、初めての女子入部に練習量や指導法の不安もあったが、本人の熱意、岡田さんの兄も所属していたこと、両親からの「男子と同じ練習で」の言葉に背中を押された。

入部当初は途中で投げ出せない責任感と負けず嫌いが災いして過呼吸を起こしたことも。体とバットの動きについて指摘するとすぐにティーバッティングに打ち込む真面目な姿に、男女の垣根もなくなった。

いつしか平地8キロ、坂道3キロのロードワークから始まる練習メニューも男子選手と共にこなせるように。その姿は、男子部員の奮起も促した。

ベンチ入り勝ち取る


男子との練習で培ったシャープなバッティングが持ち味

転機は1年の冬。日本初の大学女子硬式野球部である尚美学園大学に体験入部した。他の女子選手との比較を通し、今の自分の実力を把握できた。

普段男子との練習でスピードもキレもあるボールを見てきた経験が自信となり、卒業後に目指す道が見えてきた。だからこそ桜庭監督は「努力や実力とは無縁の規則で試合に出してやれないのは歯がゆかった」。

2017年夏、甲子園の切符を賭けた県大会では記録員としてベンチから声援を送った。たとえ最後の大会でも、実績のない選手はベンチ入りできない。努力で勝ち取った場所から、精いっぱい声を枯らせた。

2017年末に育成球団への所属が決まり、最短の1年でトップチーム昇格を目指す。はつらつとしたプレーでスタンドに感動や元気を与え、「野球=男子」のイメージも払拭したい。

「私は甲子園に憧れたけど、女子プロ野球を見て野球を始める男の子がいてもいいですよね」

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