茨城県地域情報紙「常陽リビング」
茨城グルメ情報誌「この店とまれ」
一面記事
イベント記事
グルメ記事
ショッピング記事
美容記事
ハウジング記事
バックナンバー
現在位置 : トップ > 常陽リビング一面記事 > お帰りなさい!佐々木瑛選手
2017年12月18日(月)

お帰りなさい!佐々木瑛選手

バスケB2・ロボッツ、週末つくば開幕戦

バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の茨城ロボッツが、12月23日(祝)と24日(日)に「第二のホームタウン」つくばで開幕戦を迎える。今シーズン加入した#17佐々木瑛(ひかる)選手(30)にとって、つくばは学生時代を過ごした思い出の地。普段は多くを語らない3Pシューターが、ロボッツへの特別な思いを語った。

11月18日、水戸市で行われた熊本ヴォルターズ戦。初先発した佐々木選手は、第1クオーターで初得点を挙げた。試合には敗れたが、得意の3Pシュート2本を含む12得点で存在感を示し、MIP(最も印象に残った選手)に選ばれた。開幕直前の移籍決定で合流が遅れ不安もあったが、点を決めた瞬間、ベンチの仲間は総立ちに。「ようやくチームに貢献できた」と手応えをつかんだ。

文武両道のバスケ少年


身長186センチ、75キロ。趣味は読書で、村上春樹著『走ることについて語るときに僕の語ること』は「ストイックな考え方がアスリートに通じる」。オフは1歳の娘と遊ぶのが楽しみ。誕生日は、バスケ少年だった頃から雑誌で見ていた岡村憲司選手兼監督(44)と同じ5月2日。

宮城県出身。漫画「スラムダンク」とNBAのスター選手マイケル・ジョーダンに憧れたバスケ少年だった。小学3年で地元チームに入り、誰に言われるでもなく早朝からシュート練習に夢中になった。宿題は休み時間にきっちり終わらせ放課後はバスケ一色。

東北学院高ではインターハイを経験しU-18日本代表にも選ばれたが、プロや実業団選手も輩出する筑波大バスケ部では3年までほとんど出場機会を得られなかった。悩んだ時よく訪れたのが、眼下に関東平野を一望できる筑波山。雄大な景色を眺めていると「自分の悩みも小さく思えた」。

結局、大学バスケで目立った結果は残せず大学院へ。指導者の道を歩もうと戦術について研究を進める傍ら、OBも在籍する社会人強豪クラブで汗を流した。時に1試合104得点を挙げるなど力をいかんなく発揮したが、徐々に心の中に広がったのは「もっとレベルの高い場所でやりたい」という思いだった。

うれしさと驚きと

プロキャリアは2012年に始まった。現在のロボッツの前身となったチームなどでプレーしたが、満足いく結果は残せなかった。14年に山形ワイヴァンズへ移籍するも、若手主体とするチーム方針から今年6月に退団。「人事を尽くして天命を待とう」と6月以降は地元仙台で自主練習に励んだ。

どこからもオファーがないまま体育館や公園で体を動かす日々が続き「現役生活もついに終わりか」と感じ始めていた8月末、他でもないロボッツから声が掛かった。志半ばで去った第二の故郷との縁にうれしさと驚きが交錯した。以前、一からチーム作りができなかった悔しさが今も胸に残っていた。

さまざまな人の尽力で実現した新生ロボッツ。今度こそ仲間と共に熱いチームを作りたいと入団を決意した。「青いユニホームにそでを通してもう一度チャレンジしたい」。

「全てぶつけたい」


苦手だったディフェンスも克服。得意の3Pに磨きをかける=11月28日、水戸市のM-SPO

大学時代、初めて一人暮らしをしたつくばは約8年間を過ごし、自分を成長させてくれた場所。知人も多く妻の地元という縁もあり、今もバスケスクールの講師として週3日は市内の小学校に通う。“再加入”したチームは1部昇格を目指す「BEONE」を掲げ、チームメートの本気度と意識の高さを感じた。

かつては「点を取りたい」自分がいたが、#27眞庭城聖選手や#25平尾充庸選手ら得点力が高い若手を生かすなど、現在はチームへの貢献に徹する。

昔からのファンや学生時代の友人から届く「ヒカルが帰ってきてくれた」「試合見に行くよ」の声に、「今までやってきたことの全てをぶつけ、絶対優勝してB1に上がる。そして、やれる限りプレーを続けたい」。30歳を迎えた今、プロキャリアを踏み出した思い出の地で、ヒカルが再びバスケットシューズの紐を結ぶ。

関連コンテンツ
Ads by Google


facebookページ「つくスタ情報局 〜つくばスタイルの魅力発信!〜」
最新の一面記事
  1. 再読、『霞ヶ浦風土記』
  2. Swingしなけりゃ、私じゃない
  3. 清掃ボランティアが定着
  4. 壁画アート、開始4カ月
  5. 笑いの舞台に壁なし
注目の記事
  1. 「シュラスコB」では、直火焼きの牛・豚・鶏を目の前で切り分ける豪快なスタイルのブラジル料理を提供している。
  2. ゆっくり石臼で丁寧に自家製粉する「福乃家」で新そばを堪能できる季節が到来。
「常陽リビングニュース」最新記事
  1. お腹も心も温まる「鴨南ばん」
  2. パンドラ10周年祭り
  3. 「ウチ住まるごと大感謝祭」
  4. 「住活祭」開催中
  5. 地元食材を生かした創作フレンチ
つくばスタイルBlog
つくばエクスプレス沿線地域の魅力あるライフスタイルや地域情報をお届けします。
茨城イベントカレンダー
「常陽リビングニュース」アクセスランキング