茨城県地域情報紙「常陽リビング」
Beハウス・リモデル
一面記事
イベント記事
グルメ記事
ショッピング記事
美容記事
ハウジング記事
バックナンバー
現在位置 : トップ > 常陽リビング一面記事 > なぜ勝てる?筑波大“ジャイキリ”の秘密
2017年9月11日(月)

なぜ勝てる?筑波大“ジャイキリ”の秘密

天皇杯 J3連破、9月20日に大宮戦

サッカー天皇杯で大学勢唯一の4回戦に駒を進めた筑波大。9月20日(水)の大宮戦に勝って8強入りすれば、Jリーグ発足以降初の快挙となる。初戦からYS横浜(J3)、ベガルタ仙台(J1)、アビスパ福岡(J2)と立て続けにJクラブを破る「ジャイアントキリング」を演じた強さの秘密は、一体どこにあるのか。


「ピッチ外」の経験が生きたベガルタ仙台戦=6月21日、ユアテックスタジアム仙台(筑波大学蹴球部提供)

6月21日、敵地仙台。先制した筑波大は逆転を許すも落ち着いたゲーム運びで65分にFW中野誠也選手が同点弾、73分にMF三苫薫選手が決勝点。

7月にアビスパ福岡を破り3試合連続の“ジャイキリ”を達成するも、小井土正亮監督(39)は「紅白戦でも大学のリーグ戦でも天皇杯であってもゲームの価値は同じ。選手は本当にたくましくなった」。

 

自主性育む「班」活動

筑波大蹴球部では3年前から9つの班に分かれた「パフォーマンス局」を開設。フィットネス(フィジカルデータを助言)、トレーニング(練習の改善)、アナライズ(対戦相手の事前分析)、データ(ゲームの振り返り)、ビデオ(海外サッカーのプレー内容共有)、グローバル(帰国子女や留学生と部をつなぎ英語力向上)、メンタル、ニュートリション(栄養管理)、ホペイロ(スパイク修理)の各班に1軍〜5軍まで161人の部員が所属し、トップチームの勝利のために各自が「できること」を担う。

目指す職種や卒論、大学院での研究など進路や目的に合わせて専門性や分析力を磨けるのも特徴で、監督は選手が提出するレポートに助言する。

客観的な視点


自らを「揺るぎない信念より、いろいろあっていいと思う人間」と分析する小井土監督=8月28日、筑波大学第1サッカー場

チームにこうした意識改革を促した小井土監督は、清水エスパルスやガンバ大阪でアシスタントコーチを歴任。筑波大のヘッドコーチに就任した2014年、チームは不振にあえぎ途中から監督を任されるも創部以来初めて関東2部リーグに降格。部員全員が同じ方向を向くためにはどうすればいいかー。清水時代の経験が役立った。

客観的な根拠(映像)を見せて前後のプレーを検証し、「監督の求める動き」を選手と一緒に考えた。

パフォーマンス局以外にも、地域のサッカー教室での指導やスタジアムに足を運ぶ応援バスの手配など運営面も選手任せ。チームを引っ張る監督ではなく「僕も筑波大OB。監督と選手というより先輩と後輩という関係の方がやりやすかった」。チームは翌年1部に復帰し、昨年は全日本選手権(インカレ)を制覇した。

12人目の選手


芽依さんイチ押しはMF西澤健太選手(右から2人目)。選手らの「なぜ?」の声に「イケメンだから」=8月25日、つくば市春日のまんぷくや

つくば市春日で定食屋を営む三原康史さん・由起さん夫妻の次女・芽依さん(14)は筑波大蹴球部の大ファン。選手の応援歌はすべて暗記し、試合前日に「勝負めし」を食べにくる選手らと毎回楽しい時間を過ごす。「テレビに出てJリーグのチームに勝っちゃうようなお兄ちゃんたちでしょう?娘は障害があるのですが分け隔てなく接してくれて本当にうれしい」と由起さん。

J2モンテディオ山形に内定した北川柊斗主将(22)も常連客。「芽依ちゃんが来る試合は今のところ全勝」とジンクスを語れば、データ分析に定評のあるチームの要・浅岡大貴選手(22)も「街の人たちの日頃の支えや声援が大きな力。次も応援に来てほしい」。

小井土監督も「うちの選手は皆、イイ奴らなんです。もちろんプロの方が技術は上ですが、事前の準備を怠らず、勝てる可能性を積み上げたい」。

天皇杯4回戦筑波大?大宮アルディージャ戦は、9月20日(水)県立カシマサッカースタジアムで19時キックオフ。チケット等詳細は筑波大学蹴球部HPまで。

関連コンテンツ
Ads by Google


つくばスタイル instagram フォトコンテスト
最新の一面記事
  1. 美浦木原小「起業体験」5年目
  2. 自分を高め、遠くに飛ばせ
  3. 秋の風物詩、継続へ奮闘
  4. 知り合い増えれば、助け合える
  5. 「地産地消ワイン」着々
注目の記事
  1. 子どもから大人まで気軽に走れる「第25回つくば健康マラソン」が、2018年2月3日(土)TX研究学園駅前公園周辺道路で行われるのを前に、主催するつくば市では参加者を募集している。
  2. 色とりどりの丸い形のクッションマムや江戸時代に創り出された古典菊など約3000株を栽培する「うしく菊花公園」が牛久市女化青年研修所敷地内に開園し、訪れる人を楽しませている。
「常陽リビングニュース」最新記事
  1. 11月26日、フェスティバル神立
  2. クリスマスタルト予約受け付け
  3. 12月9日、クリスマスリース作り
  4. 11月26日、JTB関東「海外旅行説明会」
  5. 12月3日、省エネ暮らし講座
つくばスタイルBlog
つくばエクスプレス沿線地域の魅力あるライフスタイルや地域情報をお届けします。
茨城イベントカレンダー
「常陽リビングニュース」アクセスランキング