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2017年1月7日(土)

「かわいい」だけじゃ物足りない

石岡の中島楽々さん 地元と東京でイラスト展

何気ない日常の中で興味が湧いた日用品や身近な動植物などをキャラクター化し、独特の線画と色彩感覚で描く中島楽々さん(石岡市、13歳)が1月28日(土)〜31日(火)に地元のまちかど情報センターで、2月には東京で個展を開催する。「目にするものすべてに命がある」と話し、素直な感情を込めた絵から、日々成長する13歳のピュアな感性がはじける。


「今はファッションよりも、友人と漫画を見たりすることが楽しい」

トイレットペーパーがモチーフのキャラクター「オチコムさん」「ブランコムさん」やロール芯に目鼻が付いた「シンさん」—。ほかにもキノコ、花、魚、時には地面の土にも顔を描いてキャラクター化するのは「すべてのものに命があると思うから」。聖書に罪を犯す前の蛇には足があったと漫画で読み、足のある蛇を描いて大人を驚かせたりもする。

本名とニックネームを合わせた「LaLamosura(ララモスラ)」の名前で、市内を中心にこれまで5回の展示会を開催し、同世代や親子のファンを増やしてきた。「かわいい」と言ってもらえるのはもちろんうれしいが、周囲の意見で作風が左右されたりすることはない。好きなもの、楽しいことだけでなく、嫌なことも包み隠さずペンに込める。

いつでもどこでも

漫画家でもある母・佐知子さんの影響で2歳の頃には漫画に興味を示していたが、本格的に描き始めたのは小学校5年生の時。あっという間に夢中になり、場所を選ばずどこにいても絵を描き出す。「とにかくスケッチブックを手放さないんです。車の中でもずっと絵を描いていたせいで車酔いしちゃったこともあったくらい」と佐知子さん。当初は一枚の紙に複数の絵を描いていたが、母親から「一つの絵を丁寧に描いてみたら」とアドバイスを受け、毎日1枚仕上げるのが日課になった。

イラストは手描きの線画をパソコンに取り込んで色付けし、プリントアウト。着彩で悩むことや修正することはなく、10分ほどで完成する。佐知子さんが制作過程で口を出すことはなく、「色合わせにぎょっとすることはありますが、出来上がった作品を見るとなるほどと思ってしまう」と舌を巻く。

「女の子展」の挑戦

28日からの個展では、女の子を描いた作品を中心に展示する。大きなリボンやシックな黒のワンピースだけでなく、宇宙服はピンクに、カボチャやキャンディー、時にはイモムシもスカートやヘアアクセサリーなどに早変わり。好きな漫画や人形に刺激されて「女の子」をモチーフに描き始めたが、洋服のバリエーションには四苦八苦。女性誌で服のラインやコーディネート、小物などを学んで描くという作品には「今まであまり使わなかった黒を使うようになった」。SNSで公開したところ「作風が変わった」と話題になった。

個展は東京でも開催。「どのくらいの人が足を運んでくれるか—」という佐知子さんの心配をよそに、「あまり気にしない」とあくまでマイペース。

目標に向かって

目標にしているのは日本を代表するポップアーティストの村上隆。作風はもちろん国内外でさまざまなジャンルに挑戦するバイタリティーに憧れる。村上さんの企画展などに足を運んだり画集を眺めたりしては、個性的な作品に刺激をもらう。絵の勉強をしている自覚はなく、「好きだから見ているだけなんです」。

来年度には高校受験を控え、学業との両立を図るため今までのような制作活動は難しくなったが、線画を描きためて後で着彩するなど時間の使い方を工夫。また、パソコンを使わず実際に色付けするなど制作の幅を広げている。

目下の目標は美術系高校への進学だが「デッサンはあまり好きじゃないからどうしよう」と肩をすくめる。母から「絵で食べていくのは大変よ」と言われると、「絵をやめようと思ったことはないし、これからも思わない」とはにかみながらもきっぱり。「今描いてみたいのは妖怪。地獄絵にも興味があるのでいずれ描いてみたい」と興味は無限大。

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