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茨城歴史散歩
[2017-11-02 up]

土浦の花火大会昭和63年のポスター - 土浦市

国中が自粛ムード“幻”の花火大会


前年に民営化した「JR」表記の第57回大会ポスター

神龍寺の秋元梅峯住職

今年で86回目を迎えた土浦全国花火競技大会。太平洋戦争中の5年間を除き、唯一中止となった昭和63年(57回大会)のポスターが、土浦市立博物館に展示されている。

花火大会のポスターデザインは、2000年代中頃までは花火写真が主役で、08年頃からCG風に。今回発見されたものは手書きの懐かしいイラスト調で、今年9月に仙台市在住の元土浦市民から寄贈された。

「窓から花火を見上げる人影や肩車をする親子、スタジャンなどの服装が時代を感じさせます」と同館学芸員の野田礼子さん。

在りし日の丸井土浦店や小網屋が描かれているほか、NTTの赤い電波塔、高津台地に建つ市役所や霞ケ浦に浮かぶ帆引き船などもデフォルメされている。

大会中止の理由は過去のパンフレットによると「諸般の事情」とあるが、1988年(昭和63)秋頃から昭和天皇の容体が悪化したことによる全国的な自粛ムードによる影響とされている。祝い事や祭事が軒並み中止になる中、「花火大会も同様に中止されたと考えられます」と野田さん。

土浦の花火は、神龍寺(同市文京町)の住職・秋元梅峯(ばいほう)が1925年(大正14)に霞ケ浦海軍航空隊殉職者の慰霊と関東大震災後の疲弊した街を活性化しようと私財を投じたのが始まり。

以前から境内では正午になると花火を打ち上げ住民に時の観念を植え付けていたが、23年(大正12)になるとモーターサイレンを鳴らし、行政に先んじて火災報知の役割も担った。

また、土浦煙火の北島義一らの尽力で1969年(昭和44)からは通産大臣賞を創設。花火師の地位向上にも一役買った。展示は11月13日(月)まで。


 

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