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茨城歴史散歩
[2009-02-06 up]

酒島(さけしま)の霊泉 - 牛久市

田園にたたずむ霊験ある古井戸


酒島村霊泉之碑

酒盛りをする村人像

牛久市立下根中学校と圏央道の間に広がる田んぼの中にある五十瀬(いそせ)神社。境内には「酒島村霊泉之碑」があり、酒がわき出たという言い伝えがある。

酒島村の名前は鎌倉時代に同地を河内郡酒島郷といったのが由来とされ、その昔、暴れ川として恐れられていた付近の小野川から流れてきたみこしを村一番の働き者の八兵衛が見つけ、神社の境内に運び込みほこらを造って祭った。

朝晩欠かさずお参りし泉の水を病気がちだった祖父に飲ませたところ病気が回復。霊験ある神社の泉としてうわさが村中に広まり、村人が神社に集まってみると泉の水は酒に変わっていた。大喜びした村人たちはいつしか泉のことを「酒島の霊泉」と呼び、参拝者や酒を目当てに来る人が増え一段と村は活気づいたという。

伝説とされるみこしは近世になって造り替えられ、酒がわき出たとされる井戸も干上がっている。境内の裏手にある「酒島村霊泉之碑」は正月にしめ縄を飾り、7月の夏祭りではみこしが担がれる。

かつてのにぎわいはないものの、ひたち野うしく駅前のロータリーには往時をしのばせる村人たちの酒盛りの様子が銅像となって残っている。


 

酒島(さけしま)の霊泉 - 地図

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