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茨城歴史散歩
[2008-06-13 up]

気象測器参考館 - つくば市

各種機器で知る気象観測の歴史


緑の中にたたずむ測器参考館の外観

ロビンソン風速計

気象研究所の広い敷地の一角にひっそりとたたずむ気象測器参考館は、1926年(大正15)に建てられた時代の香り漂う建物。

収められているのは全国の気象庁の官署で使用されていた風向・風速、温度、気圧、雨量、日射量、オゾン層などの観測や調査研究などに使われていた測器あれこれ。その数は地上気象観測用約50点、高層気象観測用約100点、地震観測用3点など。中には歴史的価値の高い測器もあり、そのエピソードは専門的な知識抜きに聞いても面白く、興味深い。

主な展示物は次の通り。

▽ロビンソン風速計=明治初期ごろの4杯式風速計で、風杯が回転して発生した信号の数によって風速を計る

▽等感度方式方向探知機=高層気象計測で使用するラジオゾンデから送られてくる電波を受信する装置。電波を受信することでアンテナの方向と角度から上空の風を観測できる

▽山階宮筑波山観測所看板=1901年(明治34)に皇族の山階宮さまが気象観測の重要性を考えて私財をなげうって筑波山中腹に測候所を開設。その時に設置した看板で、菊の御紋入り。

ほかにもアメリカ軍から譲られた「GMD―1A自動追跡記録型方向探知機」や、気象測器検定試験センター技術課調査官で広報担当の荻原裕之さんお気に入りの「スプルング式自記気圧計」など、開発者の知恵と苦労が伝わる測器が所狭しと並んでいる。


 

気象測器参考館 - 地図

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