常陽リビング社カルチャー教室ブログ
一面記事
イベント記事
グルメ記事
ショッピング記事
美容記事
ハウジング記事
バックナンバー
現在位置 : トップ > 茨城歴史散歩 > 横瀬夜雨の詩碑
茨城歴史散歩
[2007-10-11 up]

横瀬夜雨の詩碑 - 下妻市

ハンデを背負った詩人 力強く人生を生き抜く


小貝川提にある筑波嶺詩人・横瀬夜雨の詩碑は筑波山から運んできた御影石に第二詩集『花森』からの作品『やれだいこ』を刻んだもの。原本は、50歳を詩人仲間と共に祝った際に残した真筆。

1895年(明治28年)、横根村(現下妻市)に7人兄妹の次男として生まれた。3歳で傴僂(くる)病にかかり、尋常小学校を2年遅れで卒業後、多感な青年時代を蔵にこもり読書をして過ごした。14歳のとき姉の唱歌読本で詩の世界に目覚め、詩誌『文庫』(当時は少年文庫)に投稿した「神も佛も」が伊良子精白に激賞、河井酔茗とともに文庫派の三羽烏と呼ばれた。

詩碑は初恋の横瀬琴を詠んだもので首尾二連を刻む。「花なる人の恋しとて 月に泣いたは夢なるもの」。花嫁となり自分の知らない誰かに嫁いでいく琴を思い寂しさで月に泣いたことも今ははかない夢。「破れ太鼓は叩けどならぬ 落る涙を知るや君」。破れた太鼓にも似た悲しみを君は知らないだろうという切ない言葉に、苦しい諦めがうかがえる。薄幸に耐え40歳で結婚し3人の子供をもうけ、晩年は郷里の青年に漢文などを教えて過ごした。

「ハンデを持ちながらも力強い生き方を貫いた夜雨の生涯を通して生きる意味を考えてほしい」と同市ふるさと博物館の佐久間秀樹さん。詩碑から小貝川を見ると、遠方には夜雨が愛した筑波山がうっすらと見える。

[TEL] 0297(44)7111/下妻市ふるさと博物館


 

横瀬夜雨の詩碑 - 地図

Loading...

歴史スポットマップに戻る
茨城歴史散歩のトップに戻る

 

Ads by Google

常陽リビングのTOPに戻る

 

注目の記事
  1. 龍ケ崎市の朝田紙店が主宰する「和紙おりがみ教室」作品展が、6月22日(土)・23日(日)三越牛久店アートギャラリーで開かれる。
  2. プロ野球イースタン・リーグ公式戦「北海道日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツ」が、6月22日(土)土浦市J:COMスタジアム土浦、23日(日)龍ケ崎市たつのこスタジアムで開催される。
「常陽リビングニュース」最新記事
  1. つくば、フレンチの名店「存続させたい」
  2. 市民公開講座
  3. 「リビング仏壇展」
  4. どこでも“満天の星空”
  5. ギフトは完熟メロン
「常陽リビングニュース」アクセス上位記事
茨城歴史散歩